コロナの影響で、増えたものがあります。それは弁当の使い捨て容器です。
今やテイクアウトのお弁当が安くて美味しくて手軽でとても便利。
家事のできない消費者やお店を開けられない経営者にとってはプラスの効果。
だが、使い捨ての食器容器がゴミとして大量に出ているみたいです。
弁当容器の素材は一般的に3種類あり、プラスチック、金属、木材が広く普及しています。
衝撃に強く耐油性のあるHIPS(ハイインパクトポリスチレン)というプラスチック素材の容器と、耐熱温度が約80度まで保たれ保湿性や成形性に優れたPSP(発泡ポリスチレン)によって作られている製品があります。
お弁当の素材により、お弁当箱もさまざまです。容器は業者が回収し、溶解して、再利用されます。
最近では、エコ弁。なんてものも登場。
食器容器の内側に貼ってあるフィルムを剥がして容器を回収できるので、汚れがついてない状態でお弁当の容器を回収できるのだとか。
現在、世界的に問題となっている海洋ゴミ」。その殆どが、生分解できないプラスチック製品であり、プラスチックの原料は石油です。石油のもとである原油を加熱分解すると、ガソリン、灯油、ナフサ、軽油、重油などになります。
大部分のプラスチックはこのナフサを主原料としています。 ナフサをさらに加熱分解して沸点(液体から気体になる温度)の差を利用して分離すると、プラスチックの原料のエチレンやプロピレンになります。