この世には二つの考えが存在している。白と黒、勝利と敗北、正義と悪、裏と表、光と陰、人はその時々でそのどちからを選択し決断しなければならない。時間という制限がある限りこの世に同時は存在しない。
しかし、時が過ぎれば過去の経験として、裏も表も、勝ちも負けも、表も裏も、体験として學んでいることに氣づく。だから中立な考えを選ぶことができる。つまり、私たち人類は反省と改善を繰り返し存続してきたといえる。
しかし、我々の脳には大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)といわれる喜怒哀楽などの「感情」をつかさどる部分がある。なので、その感情によって簡単にコントロールされてしまうのだ。
それは五感とも呼ばれ、言語や記憶、思考により変化している。感情があるからこの大地というフィールドで不自由というゲームを愉しむことができるのだ。