人間が生きる目的とは「子孫を残すこと」つまり、命を繋ぐ事にある、そう考えると、これからの人生が子孫繁栄に関わらないのであればそれは無意味な人生のように感じる。
日本の社会は、学業、仕事、結婚、出産、育児、介護‥というように、人生の段階に応じた生きかたがある程度、決められていた。
多様性が認められる今では、学歴や年収などの社会的ステータスで他者と比較される事をそれほど気にする必要が無くなった。もう、世の中の「普通」に合わせなくてもいいのだ。
なぜなら、その「生きる目的」自体が失われつつあるからだ では、自分の人生にはどんな意味があったのだろう?
自分が決めてきた地球での「使命・任務・役割」とは、なんなのか‥?ひとつだけハッキリと言えることがある、自分がこの世界に生まれてきた理由は
「この世に誕生して周りの人々を喜ばせるため」僕がこの世界に生まれた瞬間、家族・親戚一同、大いに喜んだと聞いた。たぶん待望の長男としてこの社会に生を受けたからだ。
昔のアルバムを見ると一目瞭然、ほら、見てご覧‥小さな私を抱えた母親が心から笑っているでしょう?
親戚の一部は、本家の息子として子孫を残せない私たちから離れて行ったけど、48年前の自分は一番、輝いていたと断言できる。
一瞬でも、多くの人々を笑顔にしてきたのだから、これはもう、生まれてきた甲斐があったというものだ。
どんなに無意味に思える人生でも、振り返れば必要とされていた時代があって、五体満足で美味しいものもたくさん食べることができた。そう思うと有り難い人生だなあ〜と、感謝せずにはいられなくなる。
そして、いろんな人に支えられて生かされている今がある。望まれずに産まれてきた人もいるけど、みんなどこかで必ず、誰かの役に立っているはず。だから、胸を張って生きよう!そこに気づくことができた人は幸いだ