現代病のひとつと言われる「無気力症候群」アパシー・シンドローム。
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便利で刺激的な環境が整ってしまうと、人は動かなくなるもの…
無気力という病は、人類最大の敵といっても過言ではないだろう。
だが、自分自身で無気力と感じられるのはある意味チャンスなのかも知れない。
何かしなくちゃいけない。このままじゃ嫌だ。そう思えるから抜け出そうとする事ができる。
問題なのは、無気力な奴は駄目な人間だ!と、他者から努力を強いられること。
無気力であることは悪ではない。問題は無気力が続いていまう環境から移動できない事だ。
主流メディアにより発信される邪悪な情報は思考を停止させ、抑圧された環境は生み出す。
よほどの事がない限り、無気力からは簡単に逃れる事はできないだろう。
ならば、無気力を受け入れ、無気力のなかに光を見いだすイメージを持つこと。
少しでも身体を動かすこと。どんな状況にある人でも「生きがい」は持てる!