本日、公開初日の映画「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。
スターウォーズにはこの地球が抱えてきた社会問題を解決するヒントが隠されています。
全編共通して言えるキーワードは「光と闇の統合」だと思います。
今まで私たち人類は長い時間を経て変革への道を辿ってきました。
女性が抑圧された時代から、女性が主体となる時代となり、
武器がものを言う時代から、便利な道具として使う時代へ意識が変わり、
血のつながりではなく、心の絆の関係性を大事にするようになった。
そして人の脳を融合させた新たな生命体(AI)を作り共存しようとしています。
この映画から最も強く伝えられたのは「血のつながり」の問題解決です。
スターウォーズは親子の神秘を題材にした映画だと思います。
近年、実の親が子を、子を親が殺す家庭がたくさんあります。
逆に、再婚した連れ子や養子と仲睦まじく暮らしている家庭もあります。
結婚観こだわらず、人類みな兄弟であれば、血縁関係に縛られることはない。
妬みや僻みも消え、自分のやるべきことに集中できるはずです。
一人一人が意識的になれば、わだかまりも消えるのではないでしょうか。
そして、人生のミッションは「共存」であるともいえます。
共存とは、国境がなく、人も動物も自然もひとつになることです。
地球人がひとつになり、さまざまな生命体が共存しあう重要性に気づくこと。
人間の争いを止め、動物も植物もロボットも地球外生命体すらも受け入れる。
それが2020年以降から、問われる時代になると確信しています。
それからこの映画にはフォースという精神性が描かれています。
“雑念を沈め、自分の声に耳を傾け、好きな事を見つけ、得意な事を磨きつづける。
好きな事を見つけ、成長のプロセスを楽しむことが至福なのだ”と、
この映画の生みの親、ジョージルーカスは言っています。
至福とは、喜びであり、喜びとは前に進む力、個性、愛に値する自信をくれる。
人を助け、理解し、愛すること。
そしてジョージルーカスは、ライトセイバーをもつ必要は無いと言っています。
ライトセイバーをもって宇宙船を撃ち落とす必要はないのだと。
ただ、できることをひとつひとつやればいい。積み重ねればいいのだと。
救われました。この映画の最後にレイ胸を張って言う言葉に震えました。