最近、高齢者ドライバーが事故を起こす事件がメデイアで多く報道されています、ドライブレコーダーにより、事故の様子もあからさまになっています。
事故の被害に遭われたかた、遺族のかた、また事故を起こしてしまった当事者(加害者)の気持ちになると、やりきれない気持ちでいっぱいになります。
しかし、不謹慎かもしれませんが、これは良い兆候だとも思います。世に公表されていないこのような悲惨な事故はもっとあったはずです。
メデイアに乗じる訳ではありませんが、報道されることで事故に対する危機感(関心)をもつことができます、そして明らかにドライバーの意識が良い方向へ変わりつつあると感じます。
いまだに感情を優先させ暴力的な運転をする人や時間に追われ無理な運転をする人、体調不良でも長時間無謀な運転をする人、未熟なドライバーが後を絶たない状況ですが、
「防衛運転」「かもしれない運転」
というキーワードを改めて認識するきっかけになっているのも事実です、自分も道路を利用する立場としてより慎重な運転を心がけるようになりました。
未来のクルマ社会
近い未来、自動運転されるクルマが登場しそうな予感がします、トヨタとソフトバンクが手を組んだように、クルマ会社と電波会社が合併しているからです。
今はブレーキアシストのような安全技術を搭載したクルマが出ていますが、まだデメリットが多いと思います、これから自動運転技術が進歩して行くとミライのカタチも変わるかもしれません。
高齢者とクルマ
度重なる事故を受け、免許を返納する高齢者ドライバーが増えています。移動手段としてどおしてもクルマを手放せない高齢者の方も多く見えるようです。
なかには事故を起こすリスクのある高齢者を「老害」と言って楽しむ人もいます、確かにそう呼びたくもなりますが、
必死に家族を守り、豊かな日本を築き上げ、今日までの生活を支えてきた、とても勇敢であった人たちに向け、気楽に発するべき言葉ではないと思います。
大変な日本の社会を生き抜くためには「強い信念とプライド」がなければ乗り越えられなかったでしょう、だから頑固で自分の意見を曲げられない性質を持った御老人が多いのだと思います。
高齢者でも優良なドライバーはいます、高齢者を排除するのではなく、みんなで協力しあって道路の安全を意識的になって守っていきましょう。