2005年に放送されたドラマ「女王の教室」のセリフがとても胸に響きます。
脚本 遊川和彦
主演 天海祐希
主役 阿久津真矢の台詞
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━いい加減目覚めなさい。人生に不安があるのはあたりまえです。大事なのは、そのせいで自信を失ったり、根も葉もないウワサにのったり、人を傷つけたりしないことです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
沢山の情報に惑わされ、自己をうまく表現できない劣等感から他者を傷つけ優位に立とうとする人の多き今だからこそ響くセリフだと思います。多様性が進んだことで沢山の主張が生まれましと。正義と正義の主張がぶつかり合えば残念ながら人と人が分かり合える事はない。だから自分の考えをしっかりと持って他者の言動に反応しない強さ、圧力には毅然とした態度で応じないしなやかさが必要です。誠実さを持って自分を信じる事が大切だと教えられます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━例えば…人間は死んだらどうなるか?なんて、誰にもわからない。言う通りにすれば天国に行けるとか、逆らえば地獄へ落ちると言う人がいますが、あんなものはデタラメです。誰も行ったことがないのにどおしてわかるんですか?わからないものを、わかったような顔して無理に納得する必要なんかないんです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今は沢山の情報を自ら無料で得る事ができます。メディアやインターネットから得た情報をあたかも自分が経験したかのように主張する人がいます。それは他者よりも自分を大きく見せようとす虚栄心からくるものです。自分で見たものや体験した事を自分の言葉で責任を持って伝えるように僕自身きおつけて行きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━それより…今をもっと見つめなさい。イメージできる?私たちのまわりには、美しいものがいっぱいあふれているの。夜空には無数の星が輝いてるし、すぐそばには小さな蝶が懸命に飛んでいるかも知れない。街に出れば、初めて耳にする音楽が流れていたり、素敵な人に出会えるかも知れない。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これは今、僕が最も響く台詞です。社会から見捨てられ、たくさん否定されてきたからこそ、今この瞬間に希望を持っていたいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━普段、何気なく見ている景色の中にも刻の移り変わりで、ハッと驚くことがいっぱいあるんです。そういう大切なものをしっかり目を開いて見なさい。耳を澄まして聞きなさい。全身で感じなさい。それが生きているという事です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この大地という自然から得られる驚きや癒しを感じられる直感力を養って行きたいと思わせてくれた台詞でした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━高校に行っても、就職しても、今しかできないことはいっぱいあるんです。それをちゃんとやらずに、将来のことばかり気にするのはやめなさい。そんなことばかりしていると…いつまでたっても、何にも気づいたりしません!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「あなた、このままでは将来、ダメになるよ!もっと頑張りなさいよ!」自分なりに頑張って懸命に生きている人に、マウントをとり、よってたかって否定される毎日、それでは自己否定の海で溺れ最終的に鬱になってしまいます。時間は過去でも未来でもない。今、存在する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━大人がカッコよくないから…子どもがグレるんです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カッコいいとは何か…追求していきます。