いま、中高年サラリーマンがどんどん切り捨てられています。
僕らの世代は一つの団体の構成員として組織に配属されれば雇用制度で守られ将来安泰。
決められた時間に会社へ行って言われた事を言われた通りこなしていれば良かったのです。
特に専門知識がなければ部署を転々とするか管理職として出世するかの二択でした。
定年まで終身雇用が約束されており病気になっても労働組合がサポートしてくれました。
しかし、今では生産性の無い中高年の労働者は解雇に追いやられてしまいます。
僕の知り合いの会社員も過酷な労働条件の元で働かざるおえない状況にいるようです。
で、会社はどんな人材を求めているのか?それは若さと専門知識のある人材です。
長く会社に居て給料が高くて偉そうにしていて何もできない人材は排除ということです。
経験なんていらないのです。新しい価値を生み出すことのできる人が必要なのです。
終身雇用という制度が上下関係をつくり公平でない人間関係を形成してきました。
これから若い世代にプログラミングなどを勉強して専門家になれとも言えません。
遊んでいれば大丈夫なんてことも軽々しくも言えません。
人間にも賞味期限という価値が決められてしまう貨幣制度が存在する限り、
この人生ゲームは繰り返していくのです。いろいろためしてみる事が必要です。
いくつになっても失ってはならないのは「意欲」なんだと思います。
「人との繋がりと健康」があり、人生を自分でコントロールできる柔軟性があること。
何に対しても希望を持って真剣に取り組める環境が必要です。