現代のように車や自転車の無い江戸時代の移動手段は歩くことでした。昔の日本人はナンバ歩きという一風変わった歩きかたをしていていたようです。どおやらこの歩きかた、理にかなっていたようです。
ナンバとは、同じ側の手足を同時に振り動かして歩くことをいいます。卒業式など、人前で緊張しすぎると同じ側の手足を同時に振り出してしまう、現代ではちょっと恥ずかしい歩きかたですが、あなどれません。
このナンバ歩き、無理なく全身が鍛えられて疲れにくくなることから健康効果が期待できるとのこと。私が今、取り組んでいるピックアップスケートにもナンバ歩きの動きがあります。
この動きを意識すると、水を得た魚のように美しく、泳ぐような進みかたができ、負荷なく、楽にプレイできそうです。
創始者はすでにこの動きをマスターしていますが、全国のピックアップスケーターの中にもトングを持っている腕をプッシュと同時に後ろへ振っている方がいます。精進しなくては。