先日、ツタヤで何となく借りたDVDが想像以上に良作で感激した。これまで観た日本映画の中で断トツに好きな映画になった。タイトルは「最高の人生の見つけかた」アメリカ映画をリメイクした日本版らしい。
終活映画と聞くと陰鬱な先入観を持ってしまいがちだが、人生はクライマックスからが面白いと思わせてくれて、人生の儚さと歓びを味わうことができる、
何となく手にとってみて良かったと思う。最初は家庭や社会生活で起こる閉塞的な問題を描いているが、最後はそこまで行くのか!という驚きの展開になる。
自分は何のために生まれてきたのか?と一度は思ったことがあるだろうか?人間は体験と快楽をするため生まれてきたと言える、では快楽を経験して、何を残したいのか?
それは、魂のかたわれ(運命の相手)と結ばて、後世に名を残すこと。生きた証しを石に名を刻むことだったり、紙(資産)を残すことだったり、子孫を残すことだろう。
そのために人生ゲームの主人公を演じるのだろう。だけど日々の生活に追われてゲームの主人公であることを忘れ病気になってからあたりまえができることが夢だったと気づく。
目が見える、耳が聞こえる、鼻がきく、声がでる。実はそれだけで価値があり、とくに笑顔は人の記憶に残る。
俺は主婦でもないし、女社長でもないけど、この映画には共感できた。あなたは普通の主婦でも会社員でもない。本当は無限の可能性を持った存在なのです。