5月〜6月は気温の変化によって体調を崩し、風邪をひくやすくなる時期です、最近では日中いきなり気温が上がり、初夏でも真夏のように暑くなることもあり、急に体調を崩してしまう方が多くいます、そこで今回は風邪をひいてしまった時の対処法をシェアしたいと思います。
風邪をひいた時の食事 3つのポイント
1・水分補給を十分に行う
特に発熱を伴う場合、体が発汗することで熱を放散しようとするため、どうしても体内の水分が不足しがちになり、脱水症状を引き起こしやすくなります、また、のどの炎症を抑えるためにも水分摂取は心がけましょう。
2・消化の良いものを食べる
胃の負担を減らすためにも、消化がよく、胃にやさしいものを食べましょう
3・栄養素を十分にとる
タンパク質 体に抵抗力をつける。<ヨーグルト、豆腐、卵、白身魚など>
ビタミンA のどや鼻の粘膜を保護し、細菌に対する免疫力が増す。<うなぎ、かぼちゃ、ブロッコリー>
ビタミンB群 疲労回復、風邪で発熱するとビタミンB群が失われ不足がちになる。<バナナ、ピーマン、ジャガイモ、さつまいも、豚肉>
ビタミンC ウイルス感染に対する免疫力を高める、ウイルスによって受けた細胞や組織の修復、再生を促す。<レモン、ブロッコリー、黄、赤ピーマン>
ビタミンE 白血球やリンパ球の働きを向上させ免疫機能を高める働きがある。<納豆、生わかめ、うなぎ、かぼちゃ>
亜鉛 亜鉛が不足すると侵入したウイルスに対して免疫力が弱くなる。<牡蠣、豚レバー、卵、味付け海苔>
アリシン にんにくやネギの臭いの成分、強い抗菌作用と抗ウイルス作用があると言われている、体を温め、発汗作用があるため風邪には有効。<ニンニク、ネギ、玉ねぎ、ニラ、らっきょう>
カテキン 強い抗菌作用と抗ウイルス作用があると言われる。特に緑茶は抗菌力が強く、ウイルスの働きを抑えると共にインフルエンザに対する予防効果が期待されている。
風邪の時に良い食べ物
主食・・・おかゆ、煮込みうどん
主菜・・・豆腐、白身魚、鶏ささみ、卵
副菜・・・ほうれん草、小松菜、さやいんげん、にら、アスパラガス、かぼちゃ、にんじん、長ネギ、ブロッコリー
水分・・・果汁、麦茶、番茶、白湯
症状にあわせた食事
◇発熱 ・水分補給 湯冷まし、麦茶、果汁<おかゆ、煮込みうどん、茶碗蒸し、雑炊、ヨーグルト>
◇下痢 ・水分補給・腸への刺激が少ないもの<おかゆ、野菜スープ、にんじん、りんごの甘煮>
◇吐き気 ・水分は少しづつ<野菜スープ、果汁、スポーツ飲料>
◇喉の痛み ・刺激の少ないもの<にんじん、かぼちゃのポタージュ、あんかけ料理>
◇咳のとき ・一度にたくさん食べない<黒豆、きんかんの甘煮、茶碗蒸し、ゼリー>
食欲が回復してきたら
・少しづつ消化の良いタンパク質食品をとる
・ビタミン、ミネラルの補給<ほうれん草のグラタン、クリームシチュー、白身魚のあんかけ>
風邪をひくと本当に辛いですし、苦しいですよね、風邪をひかないための予防策として 予防=運動でカラダづくり+食事で免疫力を高める←こういった習慣(時間)をつくることが必要だと思います。
もし風邪をひいてしまったら 安静、体を温める、栄養補給、が大切だということを知っておいてください、読んでいただきありがとうございます。