私は昔から信仰という言葉がすごく嫌いでした。なぜなら宗教=洗脳と思うからです。
そもそも信仰とは、何か?
信仰とは→「神や仏などを信じること。また、ある宗教を信じて、その教えをよりどころとすること。 人やものごとを信用・信頼すること」
つまり、自分以外のナニカを信じることで疑念を確信に変える事ができると言うこと。自分以外のナニカとは、示し申す神のこと。
神は宿るものではなく、自分の中に宿すものである。自分の内から湧きでるものを信じきることが信仰心であるのだと私は思います。
信仰が、自分の内へ向かうものだとしたら、それは素晴らしい教えだと思います。そこに疑念など入り込む余地はありません。
信仰が集団で神を崇める行為であるとしたら、それは非常に危険な行為であり、疑念を生む偏った思想であると思います。
神とは、居るのではなく、有るもの。他者にすがるものではない。今、ある生命すべてを尊重し、今、起きている事象をすべて受け入れる事で、自分自身を救うのです。
信仰とはあるがままの心であり、心とは内に存在する無限なもの。それが宇宙だとしたら、宇宙は上ではなく、内にあると言えます。