海外ドラマ、ウォーキングデッドにハマってから10年が経つ。
2010年から2019年現在までながく続いている人気ドラマ。
ゾンビ物なのに人間模様が描かれていて素晴らしいと思う。
グロテスクな作品で不快なのに中毒性があっておもしろい。
特にシーズン7のあるシーンには心をへし折られた。
見たことを後悔した人も多数いるだろう。僕もそうだ。
なぜ?トラウマになるようなドラマであっても人を魅了し続けるのか?
人は何を求めているのか?
それは、「苦痛からの解放を味わいたいから」
人は「快」の感情を優先的に欲しがる生き物で、
快感と不快は隣り合わせだということ、つまり恐怖と快感は密接に絡み合っているのだというのです。
ひとによってはホラー映画も良いストレスになるということです。
ストレスは私たちの生活に多くの問題をもたらします、
しかし、ときにストレスは必要であることが分かっています。
免疫反応が引き起こされ、それによって免疫系が強化され、
より大きな脅威に対応できるようになるといった点など、
こうしたものは恐怖症の治療に用いられることもあるそうです。
行動療法で「暴露療法」と言われる治療法があるのだそうです。
それは、あえて恐怖をひき出しストレスに対しての免疫反応を強化するやり方です。
コントロールされた環境において不安を感じる経験を繰り返すことで、
実生活においても自分自身の不安に対する反応をコントロールできるようになるのだとか。
とにかく人は苦痛からの解放を望む心理があるということでした。