人は血統という種族にこだわりを持ち、家族という深い繋がりを大事にしている。
家族だから一緒に暮らすのがあたりまえ、家族は支え合わなければならない。
そう言った時代が間違いなく存在した。時は流れ…多様性の時代になった。
子ども時代は家族というグループから離れる事は死に値することだった。
今や、必ずしも家族というグループに所属しなくても良くなったはず。
なのに家族の枠にはめようとする枠決めが未だに存在している。
人類は必死でモノを作り、便利で豊かな生活を手に入れるはずだった…
でも、精神は一向に良くならない…精神を病んで自死する人さえいる。
学校や会社では順位をつけられ、周りと比べたり立場を気にするようになった。
そこから負の連鎖が始まった。ベビーブームがそれをさらに加速させた。
赤ちゃんが産まれると結婚という制度がもれなくセットでつけられる。
結婚制度とは…その家族の血統をはっきりさせるためにあるもの。
血統とは…その家族の富や財産を相続させるためにある。
つまり結婚とは、土地や財産を所有する概念から、富を相続する考えかたである。
モノとかオカネを所有するというシステムを何世代にも渡って継承させるのが結婚。
結婚とは国を統治するためのシステムであり、支配構造を維持させるためにあるもの。
私たちはこんな下さないゲームを何千年も続けているのだ。
これは支配構造を継続させる権力構造の元の考え方である。
これからはもっと軽やかに生きられるよう、選択肢を増やす行動をしなければならない。
本来、自分を生んでくれた親や弱った人の面倒を見るのはあたりまえなのだ。
そのあたりまえが忘れられている。親だから、子だから、してもらうのがあたりまえ…
ではない!!!!いい加減、平和な家族ごっこをするのはやめよう。
自由に生きるために、血統から抜ける生きかたをしなければならない。