最近、SDG s(持続可能な開発目標)という言葉をTVや雑誌などで耳にする機会が増えてきました、持続可能な目標の定義とは何なんでしょうか?Google先生を使い調べてみました。
持続可能な開発とは
「環境と開発に関する世界委員会」(委員長:ブルントラント・ノルウェー首相(当時))が1987年に公表した報告書「Our Common Future」の中心的な考え方として取り上げた概念で,「将来の世代の欲求を満たしつつ,現在の世代の欲求も満足させるような開発」のことを言う。この概念は,環境と開発を互いに反するものではなく共存し得るものとしてとらえ,環境保全を考慮した節度ある開発が重要であるという考えに立つものである。(外務省ホームページより)
今の世代の欲求だけでなく未来の世代の欲求も満たすことができる調和のとれた環境と開発の持続を目指そう、という概念のようです。ではここで言う「欲求」とは何でしょうか?
欲求の定義
人間にとって重要な欲求とは、「食欲・性欲・睡眠欲」で、三大欲求と日本では表現されています。
人間にとって重要な欲求とは、人間や動物が行動を起こすための「動機づけ」といえます、不足を満たすために何らかの手段・行動を取りたいという思いが満たされた時に感じる「心地よさ・気持ちよさ」の感覚。
動機づけとはモチベーションとも言われ、動因(願望・欲望)誘因(目標・目的)の2つに分けられます、人間がある目標に向かって積極的に行動して達成するためにこの2つの要因が必要になります。
・動因とは「気持ち」
・誘因とは「モノ・コト」
つまりSDG sという活動は
人間が本来、求めるもの、望むもの・・・快適、快楽、快感、といった快の感情が満たされる活動、みんなで幸せを創作する活動であると私なりに解釈します。
SDG sとは
このアイコンは、言語の壁、世代の壁を超え、あらゆる活動や行動を視覚化し、目標を共有する手助けをするため国連が掲げた17の目標です。
SDG s17の目標
■ゴール1.貧困をなくそう
ビジネス+ITより引用
あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
■ゴール2.飢餓をゼロに
飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
■ゴール3.すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
■ゴール4.質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
■ゴール5.ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
■ゴール6.安全な水とトイレを世界中に
すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
■ゴール7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
すべての人に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
■ゴール8.働きがいも経済成長も
すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
■ゴール9.産業と技術革新の基盤をつくろう
強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
■ゴール10.人や国の不平等をなくそう
国内および国家間の格差を是正する
■ゴール11.住み続けられるまちづくりを
都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
■ゴール12.つくる責任つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
■ゴール13.気候変動に具体的な対策を
気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
■ゴール14.海の豊かさを守ろう
海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
■ゴール15.陸の豊かさも守ろう
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
■ゴール16.平和と公正をすべての人に
持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
■ゴール17.パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
今、僕にできること
このような素晴らしい行動指針に感銘を受けました、まだまだ人間社会は捨てたものではありません、この活動を個人で、初めて行こうと思います。
私は環境問題から、海洋漂着ゴミを拾う活動を始めます。