こんにちは、いしくれです。今日は昨日に引き続きブログを上手に書くために必要なことを勉強していきたいと思います。
「上手な文章とは?」
①おもしろい文章=新しい「気づき」を与えてくれる
②わかりやすい文章=読み手の「感性」や前提の「知識」を必要としない
③表現力のある文章=「的確な言葉」が使われている
上手な文章が書けない人の5つの共通点
- ①1文が長い
- ②具体的ではない
- ③指示語が多い
- ④盛り込みすぎ
- ⑤流れがつくれない
①1文が長い
・ブログやホームページでは一文は短くした方が良い
・本でいうと2行、80文字以内
②具体的ではない
- 書き手の「思い」ばかり書いている
- 「的」「のような」「っぽい」という曖昧な表現が多い
- 「一般論」しか書かれてない
表現をかみ砕いて具体的にしていく
「具体的」にするには?
- 数字を入れる
- 「エピソード」を入れる
数字はブレない、その商品のすごさを数字で表現する
「数字」はそれだけで言葉
- <例文①>たくさんの人に商品を売り、多くのお金を稼ぎました。
- <例文②>1年間で3万人に携帯電話を売り、合計で「3億円」稼ぎました。
例文②のほうが具体的で納得させられる。
「エピソード」を集める
- 相手の感情を動かすことができる(エピソード記憶)
- 「失敗談」は、読者の共感を得やすい
- その人にしか語れない独自性が出やすい
「失敗談」心温まるエピソードは共感を得やすい
◎物事を始める動機は不純で良い(キャバクラで毎日飲めるようにしたい)行動するということは失敗をするということ、その失敗は糧となり体験談として残る、のちに具体的で説得力のある文章が書ける。
③指示語が多い
- それ、あれ、これ、そういう、こういう、そのように、そういうふうに など
- 「主観」と「動詞」を意識して書く
- 誰が、何をしたのか
④盛り込みすぎ
- いちばん伝えたいことは何かを「引き算」して考える
- 「ジャパネットたかた」の社長は「絞り込み」で売り上げアップ
- 主題を明確にするには、本文を書く前に「仮タイトル」や「見出し」を考える
◎「引き算」するためにはまず情報を集めること、事前に引き算する力をつけておく話しを引き算する力が必要。商品の特徴を洗い出し引き算して絞りこめ。
◎商品の特徴を10個出して5個、さらに絞って5個のうちの1個にする。
◎最初に仮タイトルを決めればそれがゴールとなる、ゴールにひも付けた内容を書く。
「タイトル」のルール
- ①特になる「こうして私は一晩で記憶力をアップしました
- ②新情報「新講座開講、今後5年以内に独立したい方へ」
- ③好奇心「この絵のどこが変でしょうか?」
- ④手っ取り早く簡単な方法「私に5日ください。魅力的な性格に変えてみせます」
- ⑤信憑性「賭けたのは切手代。2年後に3万5千ドル儲けました」
ここで質問です
実際に「タイトル」として選ばれたのはどれでしょう?
>①『人前で話す技術』
>②『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』
>③『人前に出たら、こんな話し方はやめなさい』
正解は②
>①『人を大切にすると、会社が儲かる』
>②『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』
>③『赤字の会社を黒字に変える方法』
正解は②
⑤流れがつくれない
- A→B→C→D
- A→B→A→D(文章の重複)
- A→B→ →D(文章の消失)
上手な文章には「型」がある(超重要)
- 1)主張(テーマ)
- 2)理由(数字)
- 3)具体性(エピソード)
- 4)提案(結論)
ひとつの文章の中にこの要素を盛り込む、例文を交えて勉強してほしい。
1)主張(テーマ)
・今回は、夏バテを防ぐ食べ物について紹介します。夏場は、「1日1パック」の「納豆」を食べましょう!
2)理由(数字)
・なぜなら、納豆には「8つ」の有効成分があり、夏の暑さやストレスによる胃のダメージを防いでくれるからです。
・納豆には、胃潰瘍や胃がんなどの原因となる「ピロリ菌」を「10分の1以下」に抑える働きもあります。(日本細菌学会発表)
3)具体例(エピソード)
・プロボクサーの亀田興毅選手は納豆愛好家です。コンディションを保つため、トレーニングの前には、必ず納豆を1パック食べています。
4)提案(結論)
・1日1パック、食べるように心がけましょう。ニオイが苦手な人は、キムチ、野沢菜、マヨネーズを混ぜると食べやすくなります。
・納豆を食べて、ネバネバ、ネバーギブアップ!
「行動」に直結するような文章にするとわかりやすい。
必ず「読み返す」
- 時間をあけて確認する
- 声に出して読む/人に読んでもらう
- 画面だけでなくプリントアウトしたものを確認する
・「自分」が書きたい文章よりも、「読者」が読みたい文章、他者性、求める人の数を意識して書く。
・「読者ターゲット」を明確にして、その人にアドバイスするように書く
最後に
文章を書くのは奥が深い作業だと思います、たった一文字の選択で伝わるものが大きく変わってしまうのですから、文章には人となりが出る、書く事は感じつつ考える事、愛語を使い「読む人を救ってあげるんだ」という想いを持って言葉を書き残していきましょう。