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本気を出す練習。

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今日は朝から受験を控えた甥っ子が実家に来ていました。昼から塾があるらしくせっかく実家に来てるのにずっとお勉強です。

まるで点数稼ぎみたいに書いて必死に記憶していました。休みの日も塾で本人はうんざりしてやる気も低下してました。

「これって将来なんの役に立つの?」と、思わず余計な事を聞いたらば、

横から親父が「バカ言え!これは就職するのに重要なんだぞ!」と、すかさずマウントをとってきました。

父親は長年、会社の重役として勤めた功労者かも知れません、しかし、上からの物言いにすごく嫌な気分にさせられます。

僕や母親が病気になる原因は父親のマウントによるものだと思います。

甥っ子は「そうだよ、こんなの覚えてもテスト終わるとすぐ忘れるからあまり意味はない。正直、休ませてほしい」と点数稼ぎの勉強に疑問を抱いていました。

親は、「今しかできないことだから。今がんばっておけば将来はきっと良いから」と甥っ子に言い聞かせています。

確かに受験を頑張ることって学生のうちにしかできない体験かも知れません。

しかし、いくら親が真剣になっても意味がないように思います。

まず本人の意思表明がはっきりしていることが重要ではないかと。

それにより受験勉強のウエイトも決まってくると思います。

親がいろんな学びの場を提供してあげられるほど経済的な余裕があれば良いでしょう。

しかし、親も子供を守るために必死で仕事をして忙しい、忙しいと言っています。

将来、就職するにせよ進学するにせよ、なぜやるのか、何のためにするのか、自分の意思を持ってほしいと思います。

いま、プログラミングやデザインなどの仕事が求められています。

ゲームという遊びを掘り下げたなかで見つかる学びも大事なのではないでしょうか?

タレントのふかわりょうさんが受験についてこんな発言をしていました。

「受験は本気を出す練習、意味があろうがなかろうが、受験という機会に一回自分の本気を出してみるとそれが後々、本当に本気を出したいときに効いてくる」

確かにそうだと思いました。

大人になると必要なときに急には本気を出せないことがあります。

ここぞってときに、力や集中力を使える人って成功体験が多いと思います。

親や先生のいいつけを守って良い子でいることも大事ではありません。

親や先生を安心させるためだけの学びなんてくそっ食らえだと思うんです。

学校に入って就職することだけが安定ではないとわかっていても、

日本の雰囲気に流され、教育制度にのっとり親が必死に勉強を子供に押しつけてしまう現実があります。

勉強って本当はすごく楽しいはずなんです。遊学という言葉があるように。

子供にもっと選択肢を与えてあげて視野を広げさせてあげても良いのではないか?とちょっとだけ思った土曜日でした。

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