以前、表情筋を鍛えるのに一番効果的な方法は笑うことだとブログでお伝えしました、今回は笑うとどのような効果があるのか、情報を集めてみました。
笑顔はストレスを解消させる
「笑う」効果に関して、ある大学が興味深い研究内容を発表しています。
被験者の心拍数、体温、肌の電気信号、筋肉の信号などを測定しながら、笑顔、恐怖、怒りの表情をしてもらいます、
すると「笑顔」をつくるとわずか10秒で「安心」しているのと同様の身体的な変化があらわれました。
笑顔をつくると10秒で緊張がほぐれ、ハッピーな気持ちになれるということです、つまり、笑顔の効果には即効性があります。
脳科学的にいうと、笑顔をつくるとセロトニン、ドーパミン、エンドルフィンという3つの脳内物質が出ます。
これらの物質によりストレスホルモンが下がり、副交感神経が優位になります、つまり笑顔には緊張を緩和してストレスを解消する作用があるのです。
自分の「感情」を積極的に表に出すことで、さまざまなメリットが得られます。
笑顔は最強の脳トレでありストレス発散法です
とはいえ、いきなり笑顔をつくるのは難しいもの、笑顔をつくる表情筋がかたくなっていると自然な笑顔が出せないので、普段から笑顔トレーニングをすることが重要です。
私は顔を洗った後に笑顔トレーニングしています。また、笑顔はコミュニケーションの潤滑油にもなります、笑顔を増やすといいことだらけです、ぜひ、あなたも笑顔トレーニング(ワラトレ)をして笑顔を増やしましょう。
笑顔の8つの効果
【笑顔の効果】①免疫力が高まる
- 笑いによってがん細胞を殺すNK細胞の活性化が上昇する。
- 笑いによって脳内のエンドルフィン濃度が上昇し、免疫力が高まる。
【笑顔の効果】②ストレスが緩和される
- 笑いによってストレスホルモンのコルチゾールが低下する。
- 笑いは腹式呼吸なのでセロトニンが活性化され、結果としてストレスが緩和される。
【笑顔の効果】③痛みが緩和される
- 15分の笑いで、痛みの許容レベルが10%上昇する。
- 笑いによって、鎮痛物質・エンドルフィンが分泌される。
【笑顔の効果】④各種、身体症状に効果がある
- 笑うと血管が開き、血圧低下、心臓に好影響を与える。
- 笑いは、血糖値の上昇を抑える。
- 笑いは、便秘解消になり自律神経のバランスが整う。
【笑顔の効果】⑤記憶力が向上する
- 笑顔によるコルチゾール制御作用によって海馬のニューロン損失が減少し、記憶力が向上する。
- 笑うことで脳波のアルファ波が増えて、リラックスした状態となり、集中力、記憶力が高まる。
【笑顔の効果】⑥幸せになる
- 笑いによって幸福物質ドーパミン、快楽物質エンドルフィンが分泌されるので、「楽しい」「幸せ」な気分になる。
- 笑顔でいる人は、30年後の幸福度が高い。
【笑顔の効果】⑦考え方がポジティブになる
- 笑顔をつくるだけで、考え方がポジティブに変わる。
【笑顔の効果】⑧長生きする
- 満面の笑顔の人は、そうでない人より、7歳長生きする。
笑えないときは無理に笑はなくていいです、少しでも笑えそうなとき、口角をちょっと上げてみよう、笑顔が幸せを引き寄せるでしょう