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結婚という制度を見直そう

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結婚という制度は実に謎めいたシステムである。結婚観は人によって様々な見方がある。

自立であったり、責任であったり、憧れであったり、義務であったり、

特に、女性にとって、結婚は幸せの頂点であると言われていた。

だが、結婚をして幸せを感じている人は少ない。もちろん結婚をして幸せな人もいるが…

この結婚というシステム、考えれば考えるほど不自然な型が存在するのだ。

結婚とは、「所有という名の契約」であるように思う。

女性は子どもを生む代わりに男性に養ってもらい、家を守る。

男性は外で仕事をして、妻と子どもを支える。そして、女性の尻にしかれる…

それが結婚がうまく行く秘訣だと言われていたのは昭和初期だろう。

今は主夫という言葉があるように、女性が社会で活躍している。

だが、結婚したらお互いに制約条件が指輪と共に発生する。

ひとりの人としか、パートナーシップを築けないのである。

結婚したら、配偶者、扶養義務、という責任が与えられ、家族としての縛りが発生する。

結婚は契約によってお互いを縛りあうシステムでしかない。

結婚というシステムをもっと深く掘り下げて考えてみると

人間には所有という概念が強く植え付けられている事がわかる。

ある時、誰かがこの地に線を引いた。そこから内と外ができ、所有の概念が生まれた。

僕が好きな真実のドラマ、

「世紀末の詩」の台詞に所有について的確に語っているシーンがある。

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「はじめにこうしたやつがいる、こっからこっちは俺の土地だとおそらく、何千万年前の原始人の内の一人がそれが所有欲の始まりだ。金銭欲、名誉欲、独占欲、欲と名のつくほとんどすべてが見える物だ。彼女はそれを見ずに済んでいたんだだから恐ろしく透明だった。人間の欲には際限がない。特に、あれだけの美貌を持ってることを知ればな」

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このドラマの台詞からもわかる通り、人の所有欲が争いを生み出し権力を持たせた。

自分の土地、自分の財産、自分の子どもなぜ?皆んなの子どもでは行けないのだろう?

私たちは血のつながりにこだわる。血を受け継いだ子孫を大事にしたい欲求がある。

自分の子どもでないと財産を相続させたくないとかだから親族同士で争いが起きたりする。

先祖を敬い、子孫を繁栄させることが使命。そのような教えを受け、家族の一員となった。

帝国主義だった時代は家父長制と言って、長男がとても大事にされた時代があった。

長男だから次男だからと、長男のくせに次男のくせに

産まれた順番が違うだけで差別を受けた。それがこの世に生まれた使命であると言われた。

まさに、人生は運ゲー。

人間は刺激によって変化して行く生きもの。それを結婚によって変化することを止められ、家族内で虐待が起こっている。

これはウイルスよりも深刻な事態。人そのものがウイルスになってしまったようだ。

家族を大事にするのはあたりまえのこと。そのあたりまえが異常な事になってきた。

この世がコンピューターの世界なら、今、この世界はバグだらけ…

この世界でパートナーシップは必要。人に愛を与え成長させてくれるものだから。

でも結婚とパートナーシップは違う。結婚にはくれぐれも注意しなければならない。

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