逃げたい僕、あきらめない?母
今日、実家に帰ると母からこう告げられた、
「私、膠原病(こうげんびょう)らしいの、もう治らない難病で、先生から残りの人生を楽しみなさいって言われたの、もう長くは生きられそうにないから相続の準備をしとかなくちゃ、あんた1人で好きなようにしてるようだけど、もう実家に帰ってきて家のこと色々と面倒見たり手伝って欲しいんだけど、うん・・・真剣に考えといてね」
そう念をおされたのです。
とても心配になった、なんとかしたいとスマホで色々調べたが、具体的な解決策は見つからなかった、僕は朝からひどい倦怠感で体がとても重い、
実家に帰るのも一苦労だ、そこへさらなる重荷がのしかかってきたんだ。
「ああ、これから仲の悪い両親の気を取り繕いながら、母の面倒を見ていかなきゃならない、これが僕の使命なのかな」と、落胆し、自分の気持ちを抑えるしかなかった。
そして自分の無力さを嘆いた、俺がこんなんじゃなかったら。。自己肯定感、自尊心が低くなっていくのがわかった。自分を保てない。
愛情が重い、支配されてるようで辛い、もしかして、
毒母?モラ母?
庭では父に苛立つ母のヒステリックな声が響く、
「ダメ」が口癖の母の側にいると、
本当に僕は親不孝で「ダメ」な人間なのかなと思う、
だが、そんな自分に反抗するもう1人の小さな自分もいる。
「俺は生きてるだけで価値のある人間だ」
できれば家族にはできるだけ多く笑っていて欲しい、
僕も家族も親戚も社会も人類も、
世界はきっと、僕の気持ちで変えられるはず。
良いことにも悪いことにも全てに意味がある、だらかに期待するのはやめて、
今に感謝して生きていこう。小さな声に耳をすませるんだ、、
その声を信じ行動しよう!