プラスティックとともに生きる
今や私たちの暮らしに欠かすことのできないプラスティック。海ゴミ問題について調べていくと、面白い発見や疑問がたくさん見つかります。
プラスティックを削減する活動をする中で、
プラなし生活を広めようと活動している人や団体があります。
今の社会の構造上、プラを生活から完全に排除するのは難しい問題です、プラに変わる新たなものが生まれてるとそれもまたゴミになる可能性があります。
プラスティックを使わない製品を売るオンラインストアが多数、存在しています。
プラスチックフリーで持続可能な社会、というビジネスが最終的なゴールではなく、
「海の生態系を守る、綺麗な海を維持する」がゴールでなければなりません。
ですが、ゴミもビジネスでないとキレイゴトで終わってしまいます。
数年前に「お前のやっていることは独りよがりの偽善行為だ」「それは金持ちがやることだ」と言われたことがあります。たいへん残念ですが、本当だと思います。
ゴミで経済がまわり、人が集まる仕組みがあるのは良いことなのかも知れません。
だからネットでオンラインストアを利用するのもありだと思います。
プラスティックの原料は何?
プラスティックの原料は石油で、石油のもとである原油を加熱分解すると、ガソリン、灯油、ナフサ、軽油、重油などになると言われています。
大部分のプラスティックはナフサを主原料としています。このナフサをさらに加熱分解するとプラスティックの原料のエチレンやプロピレンになります。
石油はかつて地球を覆っていた植物や藻類が海底に堆積(たいせき)し、数億年かけて熱と圧力によって変化してできたものだと言われています。
石油はどうやってできたの?
石油のもとは、ケロジェンとよばれるもので、これは、大昔のプランクトンの死がいの中に入っていたものだと考えられています。
プランクトンとは、海の中にいる小さな生物のことですが、このプランクトンが死ぬと、死がいは、土や砂といっしょに海の底に少しずつ積み重なっていきます。
そして、そのプランクトンの死がいの上には、数百万年、数千万年という長い年月の間に、砂やどろが積み重なっていくのです。そして、プランクトンの死がいは、しだいに土の中の深いところにうもれていくわけです。その後、死がいは、あるとき、土の中にいるバクテリアと地下の熱の働きで、「石油」に変わったのです。
その石油が、地中の割れ目を通って、たまりやすいところに集まったのが油田です。現在、中東地方で石油がたくさん見つかる理由は、大昔、そのあたりに、テチス海という、広くて浅い海があったからであるといわれています。そこには、プランクトンの死がいがたまるのにちょうどいい海と、石油ができやすい条件がうまくそろっていたと考えられます。
おうちの方へ
油田ができるためには、もう一つ重要な条件があります。それは、背斜構造と呼ばれる地質構造です。これは地下の地層が凸に曲がった構造のことで、凸の上の部分に石油が溜ります。地下に背斜構造があるところを探さないと石油は発見できません。学研キッズネットより引用
プラスティックから、いろんなことが学べるんですね。
引き続き活動していきたいと思います。