実家へ帰ると必ずテレビのニュースがつけられていて、夕食時になると料理を作る母と外で土弄りして帰ってきた父が洋間で交わる。
その2人を取り繕うかたちで、私は地獄のような空間へみずから乗りこみ、ダークな空気を味わうことになる。
いまはそこからいったん逃れて部屋でブログを書いているのだが、どこへいても落ち着ける場所がなくて、心底いやになる。
大きな目でみると、これはあくまでも外で起きているひとつの事象に過ぎない。実家という空間が牢獄のように、この地球もまた、牢獄であるのかも知れない。
ここから逃れる術は…
ない。。