Shining-Stones:いしくれブログ

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メンタルヘルス

仲の悪い両親とエスカレートする自己嫌悪、幸せとは、いまここで感じること。

投稿日:2019年7月28日 更新日:

実家の食卓に突然、ヒステリックな

母の怒号が響いた。

「はやく醤油だせ!なにも手伝ってくれない!何度言って動いてくれない!ちょっとは手伝おうかとかしてくれよ!私を手伝ってよ!私は病気になっても一生ご飯を作らなきゃならない、飯炊きババアよ!わかってる?だから病気になったんだよ!!」

父は何も言い返せず、リビングのソファーから身をのりだし、言われた通りにあたふた動く、もう、うんざりしてるだろう。

僕は血の気が引き、スマホをさわりながら場の雰囲気に圧倒されうつむいていた。そして調理場へ行き、母の顔色を伺いながら立ち尽くしていた。

憎しみと悲しみがこみあげ、罪悪感にさいなまれる。何か言い返そうものなら、状況はさらに悪くなることはわかっている。

環境と自分はいくらでも変えられる、だけど親は簡単には変えられない。

どおしたら、どおすれば、良くなる?

僕は思う。これは、

こうなってしまったのは、結婚して孫を見せて親を安心させてあげられない僕がわるいんだ、料理の1つもやりたくない、なにもできない僕がぜんぶ悪いのだと確信した。

追い討ちをかけるように、

テレビの番組でのりにのってるイケメン俳優がでてくれば

母は「こんな孫がいたらいいのに、ま、ひとりいるからいいけど」

なんて言われる、何気ない一言が僕を追い詰めていく、

この家に後継がいないから、孫がいないから、夜は不安で眠れないし、

私が膠原病になったんだ、

そんなことを言われてるような気分にさせてくれる母。

母に悪気はないかもしれないが、僕は自分を完全に否定されているようで苦しい。

もう息子としてではなく、人間として信用も信頼もないのはわかってる、

特に父が僕を見る目は冷たい。

テレビを見ていても、有名人が結婚しただとか、

ニュースで親子の話しがでてきたり、SNSで幸せそうな家族写真を見ると辛くなる。

一人で外へ出ても、子供連れの家族が幸せそうにしてるのを見ると、ひとりでいる自分が情けなくなるし、悲しくて胸が詰まる。

そして世間に向けて母のように不満や暴言を吐きたくなる。

そんか自分がたまらなく嫌でダメだと思う。

親のせいにするな!

そんな言葉が聞こえてきそうだ、

すべてを親のせいにしたいわけではない。

ただ僕は自立して自由になりたい。

だったら捨てて自由になれよ、

それが出来ない。。

罪悪感で死にそうになる。

動かない理由を作って動けない自分を攻める負のスパイラル。

ダークサイドへようこそ。。

内心ひとりになるのが怖いのだろうか?

いや、新しい場所で人間関係を築きたい、

環境を変えたいという思いはある、でも、現実を受け入れて、実家に帰り

あの街で働き、長男だからという理由で自分の人生を投げ出して生きていけば、

今より楽になるのなら、それでいいのかもしれない。

でもそんな良い予感はしない。

今は週2回、両親の仲をとりもつことが僕の人生の役目になっている。

今は避難場所があるけど、これから長男として、実家を守っていける状況ではないし、

仲の悪い両親の面倒を見てあげたいとも思えない、自分のことで精一杯。

どおしたらみんなが幸せでいられるのだろうか。僕は自分を消したい

消すことができたらどんなに楽だろう、だけどまだ生への執着を捨てられない。

吐き気がとまらない、

頭がいたい、

人はなんでこんなにも

憎しみ合うんだろう。

親の親も、親の親の親が悪い!とか言って自分を正当化する気力もない。

信頼できる友達もいない

恋人もいない

まだ心療内科へ通い、カウンセラーに話しを聞いてもらえるだけましかもしれない。

車も所有できているし、アパートも借りることがでいる、でも、

このままでは本当にやばい、

子供が奴隷のように親のそばにいること、それが親の隠れた欲望だとしたら?

それを親が無意識に実行しているとしたら?こんなに恐ろしいことはない。

僕の両親はきっと僕に心から幸せになってほしいと願っているはず。

でも、あなたにとっての幸せが、私にとっての幸せではないということ。

僕は僕の幸せがあって、僕が幸せでいることが僕の役目でもあるんだ。

自己中でもかまわない、

人を憂える心、人に与える事、世界に貢献すること、それが人間を動かす原動力なんだ、

僕はそんな余裕のある人間でありたい。

僕はまだ大丈夫、すべてうまく言ってるし、これからもうまくいくはず。

どんな状況に支配されていたとしても、すべては学びとして必要な経験。

事はすべて、思い通りになっていく。

書こう、願いを、叶えよう、未来を

どうなりたい?

ぼくは、自分の意識をコントロールして、自由自在に生きる。

幸せとは快で満たされること、

目を閉じて幸せを今ここに感じること。

幸せはすでに自分の内側にある。

-メンタルヘルス

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