https://ko-the.com/wp-content/uploads/2019/10/avassetexportpreset1280x720.movこれは2015年、岐阜で私が撮った動画です。この時、皇太子さまが私たちの目の前を通り過ぎて行きました。
先ごろ、第126代天皇になられました。今上天皇 徳仁(きんじょうてんのうなるひと)と呼ばれています。
5年前の映像ですが、いま見てもその時の驚きを覚えています。
お顔は拝見できなかったですが近くで見られてラッキーでした。
天皇陛下とは一体どんな存在なのでしょう?
現在の天皇陛下のことを今上天皇陛下(きんじょうてんのうへいか)と呼びます。今上天皇陛下は、126代目の天皇になります。
初代の天皇は神武天皇(じんむてんのう)
神武天皇とは
- 最初の天皇
- 天照大神の子孫
- 日本を平定した伝説の人
古事記に登場した天照大神(アマテラスオオミカミ)の子孫です。
一説によると神武天皇が即位したのは2700年ほど前なのだそうです。
天照大神とは、古事記に登場する神の中でも最も中心的な神である、太陽神です。
要するに天皇は太陽神の子孫ということになります。
天皇という存在は、太陽(天照大神)を中心とした「神々」と、
我々「人間」の間に存在し、その2つの世界をつなぐ存在。
ここでいう「神」とは「自然」と言い換えることができます。
つまり、神武天皇は、自然界から派生したはじめての人間、人間の代表のような位置づけとされたのです。
日本では、天皇という存在は、自然に対する人間の代表者として認識されてきました。
ここで重要なのは、神武天皇が天照大神の子孫だという点です。
つまり、人間は自然と対立する関係ではなく、自然の一部として存在するのです。
天皇は神なのか?
「神」=万物の生みの親である創造主とは違います。
日本人が古来から言い習わしてきた「神」は、多神教の神であり、
神とは「自然」を指しています。
ですから、太陽も山や海も、空も水も火も、犬も鳥も馬も、すべて神なのです。
それから人間も、自然界から生まれたものは全て神なのです。
神とは意識体であり、僕らは神の一部であると認識しても良さそうです。
神という何か?は、存在するようです。
ですから天皇は自然界と人間界をつなぐ存在なのです。
天皇は神だとあえていうのは、その自然界と繋がっていることの重大さ、偉大さを強調しているにすぎないのです。
天皇には人権があるのか?
生まれた瞬間から神の子孫として人々から崇められる存在です。
赤ちゃんであっても「ちゃん」ではなく「さま」として人々から表されます。
天皇は自由に職業を選べず、天皇として生きて責務を全うしなければなりません。
いきなり天皇をやめます!なんて言ったり、天皇YouTuberやりますなんて言ったら、
大変なことになりそうです。これって天皇家に生まれた限り、天皇としての道しか決められないということなのでしょうか。
生まれながらにして自分の道を選択できないなんて、、難しい立場ですね。
最後に神武天皇についての詳細を
(おくりな:神武天皇)
おくりなとは死後につけられた名前
【生年月日】紀元前711年2月13日
【崩御】紀元前585年。127歳で没。
【生家】日向を治めていました
【家族】4人兄弟の末っ子
神武天皇系図
いざなぎ、いざなみ:天地開闢のとき、最後に現れた兄妹神。
これ以上、深掘りしていくととてもおもしろいつながりが見えてきます。
余裕のあるときにでもまた掘り下げてみようかと思います。
ちなみに私は天皇制度に賛成です。天皇家の人々は好きです。